【競馬】日本の馬場の変化

日本の馬場が硬いということは皆さん共通の認識だと思います。国内最強の日本馬がヨーロッパに行って通用しないのは馬場が違いすぎるからだと。しかし、最近この馬場に変化が出てきてるのをご存じでしょうか?
今週発売の競馬ブックで「日本の馬場の今昔」という特集を掲載していますここではJRAの馬場造園課の方2名と田中勝春J&田中博康JのW田中(笑)、そして小島友実さんの5名による座談会という形でしたが、非常に興味深い内容でした
伝えたいことがありすぎて、まとめきれそうにないので詳しくはブックを見ていただきたいのですが(笑)、大きく言えば3つ。

1.オーバーシードの導入
2.路盤の改造
3.エクイターフの導入

1はもうよく言われてるのでご存じだと思いますが、野芝の上に洋芝を重ねることで年中、緑の芝でレースができるようになりましたね。なんと20年前から行われてるんですね2つめは全天候型の馬場を目指して、水捌けを良い山砂に変えたこと。そして最大の変化は新たな芝、エクイターフの導入です。この名前もよく聞くので、てっきり全競馬場の全馬場に導入されているものとばかり思ってましたが、実は各競馬場とも一部で、その範囲も競馬場により差が大きいので驚きましたね一番面積が広いのは福島で導入率72.7%、逆に昨年ミッキーアイルが2歳にして1分32秒3のレコードを叩き出した京都はなんと0%!あの超レコードも納得ですね導入してる競馬場でもコースの内側とかが多く、最近よく見られるインベタなのも頷けます

そしてもうひとつ面白かったのは、JRAには馬場硬度測定車という馬場の硬さを測る機械があるということ実に30年近く前からあるとのことで、それで各競馬場を測った結果がこちら

単位‥衝撃加速度(G)※数値が小さいほうが柔らかい
北海道以外の競馬場‥90G前後
函館・札幌競馬場‥80G前後

20年前ぐらいは本州の競馬場で120G前後だったことから、だいぶ柔らかくなってますね。しかもこの車をわざわざヨーロッパに持っていって測ったそうで、その結果、70G前後で最も柔らかいのはやはりロンシャンで、50~60G前後だそうです

最後にこれが一番最新の取り組みになりますが、去年の秋の中山からバーチドレンによるエアレーションです。これは馬場に穴を開けて、柔らかい馬場を造ろうとものです。実際に効果があったようで時計も前年より掛かり、内外の馬場差も開幕週から小さかったように思います後編もありますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください
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