昨日の記事で「シルクの快進撃が続いているものの、なぜか関西馬はあまり勝てていない」と書きましたが、例に挙げた
レーヴドリーヴと
ピボットポイントは同じオーナーの馬に負けました。その名は金子真人HD。そして、その勝ち馬2頭は僕がPOGで指名している馬です

(笑)
【オハナ】ディープインパクト×ハウオリ(キングカメハメハ) 牝 美・堀まず、レーヴドリーヴに勝った馬はオハナです

ハワイ語で「家族」を意味する名前は兄キロハナ、姉ハナレイムーンに続く、ハワイ系ワード。金子さんらしいネーミングです

この兄弟には血統・配合に惚れており、全きょうだいPOG指名しています

ハナレイムーンも小柄でしたが、この馬も412キロしかない小さい馬です。ですので、昨日のような道悪では厳しいかと思いましたが、好スタートから道中は行きたい馬を行かせて、折り合いに専念。直線満を持して追い出されると、1番人気のレーヴドリーヴを上手く内に閉じ込めて、楽に前を行く2着馬をゴール寸前測ったかのように差し切ってゴール。なんとも大人びた競馬でした。これが血の成せる業だと思いました
【フォックスクリーク】ディープインパクト×クロウキャニオン(フレンチデピュティ) 牡 栗・中内田一方、京都の新馬戦でピボットポイントに勝ったのはフォックスクリーク

言わずと知れた、
ボレアス、マウントシャスタ、カミノタサハラ、ベルキャニオン等を兄にもつ良血の一族です

こちらもすごく好きな血統で、兄のクリアザトラックなどは指名しておりました。オハナのおばあさんは
ノースフライトですが、こちらのおばあさんは
クロカミというカーリアン産駒のマル外です。余談ですが、僕が競馬を初めて間もないころ、このクロカミが府中牝馬Sを制したのですが、翌日のGallopに出たカラーグラビアの見出しが未だに忘れられません。
「クロカミ、伸び放題」
(笑)当時、『リング』を読んでいたころだったので、貞子を思い出して仕方なかったです

(笑)
さて、昨日のレースですが、こちらも大人びたレースぶりで安心して見ていられましたね

大外枠にもかかわらず、スタートから好位につけ、直線向くまで、ずっとその位置をキープ。そして直線を向くと、追い出して外からくる2着馬に迫られるんですが、来れば来る分だけ伸びる感じで、交わされる気はしませんでした。いわゆる「おいでおいで」。なにがすごいって、最近の新馬戦ではなかなか見られない前半61秒7というラップ。これを良馬場ではなく、やや重で計時したから通常であれば、終い苦しくなるはず。それが2着馬をおいでおいでする、この馬の走りに驚いてしまいました

兄たちは重賞戦線で頑張るものの、G1ではあと一歩足りませんでしたが、この馬はその上を行きそうな予感がします

シルクの2騎はこの両馬に負けてしまったわけですが、この2頭なら相手が悪かった、と納得してもらえるのではないかと思います

これを糧に次、また頑張ってもらいたいですね
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