【キャロット2歳】やはり気持ちで走るタイプ
2020/11/16 Mon. 20:49

20/11/10 NF天栄
ウォーキングマシン調整を行っています。「先週末に帰ってきました。デビュー戦の結果は残念ながら最高のものにはなりませんでしたが、気持ちを出して一生懸命に走って見どころのあるレースをしてくれていましたよね。労いも込めて今はゆったりさせています。まずは回復を図って、それから少しずつ動かしていきたいと考えていますが、小柄な馬ですから少し時間をかけることになるのではないかと見ています」(天栄担当者)
20/11/7 NF天栄
7日にNF天栄へ放牧に出ました。
20/11/4 高橋文厩舎
4日は軽めの調整を行いました。「先週はセンスの良さを見せてくれる走りでしたが、気持ちで走るだけあって、さすがに消耗していますね。脚元等に大きな問題はなさそうに思えるものの、全体的にお疲れモードに映ります。もう少し様子を見るつもりですが、基本的には無理をせずここでひと息入れ、体を少しでも膨らませてから次走へ向かうようにしたほうがいいのではないかなと思っています」(高橋文師)
20/11/1 高橋文厩舎
1日の東京競馬では好スタートを決め2番手でリズムを整えながら進める。直線半ばで先頭に立つかに見えたが、後続に交わされてしまい4着。「現状はやはり気持ちで走るタイプで、体の面では頼りなさが目立ちますね。輸送で10キロほど減っていましたし、敏感なところが出てしまいました。それでも競馬へ行くといいですよね。前向きさを出してしっかりと走れていました。ヨーイドンとなるとまだ踏ん張り切れるだけのパワーはなく、最後のひと踏ん張りが利きませんでしたが、上等と言ってもいいのかなと思える初戦の内容だったと捉えています。普段は猫のようにおとなしくかわいいのに、競馬へ行くと一所懸命に走るというのはとてもいいこと。ジョッキーも“競馬へ向かうまでも競馬でも上手に対応してくれました。勝つかと思うくらいだったので残念だったけれど、最後まで頑張って走ってくれました”と言ってくれていましたよ。体を大きく変えるということは難しいのかもしれませんが、詰めて使っていって気持ちばかりが目立って体が追い付かないような状況にするのは避けてあげたいですし、おそらくですが少し間を設けながら使っていくようにすると思います」(高橋文師)1週前追い切り時の鞍上の評価が上々でしたし、一所懸命に走る長所も持ち合わせている馬なので初戦から好走を見せてくれるのではないかと期待を寄せていました。実際にスタートから前向きな走りを見せていましたし、いいセンスの持ち主なのではないかと思えました。残念ながら直線で先頭に躍り出てそのまま押し切るということまではできませんでしたけれど、勝ち切るだけの能力はあるのではないかと思えました。そのためにも心身ともにいい形で成長を図っていきたいと思いましたし、今後については慎重に判断していければと考えています。
左前の捌きの硬さや肩の筋肉痛など、出走して大丈夫か?とハラハラすることばかりでしたが、レースに行ったら好スタートを決めて、番手で競馬を進める何とも優等生な競馬でビックリしました


最後に3頭に交わされ、4着。それでも戦前のことを思えば、文句なしの競馬をしてくれたと思います


とりあえず、今は天栄に放牧に出ました。ガサのないタイプですし、しばらく時間を掛けるようなので、戻ってくるのは2~3か月掛かるかな、と思います。中山で見てみたいと思ってましたが、ひょっとして2月の府中で再び見ることになるかもしれません

とりあえず今は馬体の回復を優先し、徐々に調子を上げていってもらいたいと思います


次走は420kgぐらいで出てきてほしいところです

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