【キャロット1歳】今は大きくなることが課題
2023/12/06 Wed. 20:28


今年の春に食道がんを患っているとのニュースは聞いていたので、それが原因ということもわかるのですが、「えっ?あのチバが?」という思いで、にわかには信じられず

90年代後半、自分はミッシェルの音楽一色でした。J-POP花盛りで出せばCDが売れるレコード業界の中で、真にカッコいいロックバンドということで、自分も業界の端くれにいた身としては、その業界内の評価の高さを肌で感じ、いつもライヴに行っていたような気がします


タイアップありきのビジネスミュージックが当たり前になっていた当時、オーセンティックというか本物の音、パフォーマンスを見せてくれていたと思いますし、小さいライヴハウスから大阪城ホールのオールスタンディングライヴまで駆け上がっていく様はホントに誇らしかったです

自分が聴いてきたアルバムで印象的なのは「チキンゾンビーズ」と「ロデオタンデムビートスペクター」です


「チキンゾンビーズ」は当時の勢いそのままに、パッケージングしたようなタイトルが詰まっており、自分の中で「頭3曲がイケてる=良いアルバム」という法則があり、これはまさにそれ。「ロシアンハスキー」「ハイ!チャイナ」「マングース」と来て、「ゲットアップルーシー」「バードメン」ですから最強でしょう。

一方、「ロデオタンデムビートスペクター」のほうは自分がちょうど上京した時と重なっているため、非常に思い出深いですね


リリース当日に「YOYOGI RIOT」と称したフリーライヴを代々木公園でやったりしてました。自分はその時、90年代の勢いはなく、それにも参加してなかったんですけどね



さて、ムリヤリ気持ちを切り替えますが、キャロット1歳、最後はこの馬、エールデュレーヴ22の近況です!

23/11/30 NF空港
【馬体重:410キロ】この中間、馬房内でぶつけた際に右トモを傷めてしまったのか、ハ行を呈したため、様子を見ながらメニューを進めるようにしています。現在は坂路でのメニューを再開しており、週2日、900m屋内坂路コースをハロン18~20秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。徐々にメニューを強化していますが、歩様に違和感は見られません。ただ、経緯を踏まえ、しばらくは軽めの内容で動かしながら経過を見ていこうと思います。
この中間、原因は不明ながらハ行したために、ペースを落として調教していますが、それでも坂路では乗られていますので、ホッとしました




今はとにかく、ハ行が再発しないように慎重に乗って鍛えてもらい、少しずつでも体重が増えますように、と願うばかりです


この馬の名前は、お約束というか、この一族ならではの、「あの単語」を生かしてつけてみました




写真を見る限り、馬体のバランスはすごく良くて、小さくも見えません

[edit]
【キャロット1歳】意外な順調さ
2023/11/03 Fri. 20:12


いつも観ている関ジャムですが、尾崎特集はまだやってなかったか…とちょっと驚きました



当時の自分は音楽はメロディー重視との思いがあり、歌詞は曲の一部という感覚でした。そのため歌詞がフィーチャリングされる尾崎の曲はイマイチピンときませんでしたが、今聴けば思っていた以上にメロディーも良いな、ということ。それと自分が尾崎の歌詞に出てくるような子どもではなかったことが大きかったのかもしれません。バイクは盗まないし、夜の校舎窓ガラス壊すこともなかったですから(笑)
しかし、ライブで危ないパフォーマンスをしたり、クスリで捕まったり、何かと目を離せないアーティストではありましたが、まさかあんなに衝撃的な最期を迎えた時にはさすがにショックを受けました



そんなわけで、個人的には紹介するほど印象に残ってる曲はないのですが、ウチの嫁がオススメの曲があるということで、このナンバーを


さて、キャロットの1歳更新、最後はこの馬、エールデュレーヴ22の近況です!

23/10/31 NF空港
【馬体重:416キロ】現在は周回ダートコースでのキャンター調整を中心に、週2日は900m屋内坂路コースでハロン18~20秒のキャンター2本登坂しています。いくらか敏感な面が目立っていますが、坂路コースでは素軽い動きを披露しています。ここまで順調にメニューをこなすことができているので、このまま軌道に乗せていくことができればと考えています。
今年出資した中で、一番意外だったのがこの馬です





ここからは父レイデオロについて。当初はかなり評判を落としましたが、その後地味ながら持ち直し、現在のところ46頭デビューして9勝。それでもスワーヴリチャードのような大物感みたいなある馬もまだ出てきていない感じ。
特徴的なのは…
1.勝ち上がりが牡馬ばかりこと
2.デビュー勝ちは少なく、初戦大敗しても一気に巻き返す馬が多いこと
1はレイデオロの父キンカメそうだったように、コルトサイヤーなのかもしれません。ただ、牝馬はまだ13頭しかデビューしておらず、その中にNFの馬は2頭しかいないので、まだまだこれからだと思います

2は叩き良化型で、初戦では能力を発揮できないまま終わるものの、2戦目以降は良化して結果を残せるようになるのでしょう。これは仕上がり早の牝馬がたくさんデビューするようになれば、新馬勝ちする馬が増えてくるかもしれません。
エールデュレーヴ22は定石通りのディープ牝馬との配合ですから、ウインドインハーヘアクロス持ちで、馬体が小さく出ていますが、ここから成長することができれば、未勝利で終わる馬ではないと思いますので、そういう意味でも馬体の成長を願っています


最近は青鹿毛の馬がよく活躍してるようで

[edit]
【キャロット1歳】一番遅生まれにもかかわらず
2023/10/07 Sat. 20:00

移動時期が早ければ、馬体は減るのは当然
9/4~6…455キロ→453キロ(24頭)
9/11~13…451キロ→460キロ(18頭)
9/18~21…447キロ→462キロ(23頭)
9/25~27…437キロ→450キロ(11頭)
移動せず…428キロ→439キロ(14頭)
また、早期移動ほど募集時の馬体が大きいのも特徴。やはり移動に際して、育成の進捗≒馬体重と言えそうで、一般的に「募集時に馬格のある馬は移動が早くなりがち」というのは強ち間違っていない。
自分の出資馬で言えば、コンダクトレス22は初仔ながら、立派に出て募集時469キロありましたから、早期移動も頷けます。そして、今回454キロに減ったのも納得。他の馬より育成が進んでるから当然です。このまま減り続けるのはまずいですが、無駄な肉がそぎ落とされている最中ですからね

さて、それを踏まえてキャロット1歳馬の更新、最後はエールデュレーヴ22の近況です!

23/9/29 NF空港
馬体重:413kg
騎乗馴致を終えて、現在はロンギ場でのフラットワークを開始しており、併行して調教コースでの馬場見せを行っています。ロンギ場での運動を始めたことで、少しずつ筋肉にメリハリが出てきた印象を受けます。ワガママな一面を見せるなど、まだ子供っぽいところはありますが、基本的には素直な性格で大人しいタイプと見ています。ここからの調教で如何なる変わり身を見せてくれるのか、楽しみな1頭です。
23/9/12 NF空港
6日にNF空港へ移動しました。
今回の募集で、もっとも多い頭数募集されたレイデオロ産駒。その内、5頭は1.5次募集に回りました。レイデオロ産駒の成績もさることながら、募集にかかった馬たちの測尺も概して良いものではなく、早生まれのルヴォワール22とリラヴァティ22がかろうじて基準を上回る数値を叩き出していたぐらいで(そのリラヴァティも1.5次に回りましたが)。
その中で、エールデュレーヴも例外ではなく、どの数値も平均以下なので、一般でも厳しい抽選にならなかったのでしょう


移動に関しても、一番早いのはルヴォワールなのは当然として、次に早かったのはなんと本馬



そして、上の表で早期移動馬は馬体が減っているとの結果が出ましたが、この馬は413キロ→413キロのまま。小柄なので、減らなかったのは何より



このままのフォルムでサイズアップしていってもらいたいですね!

[edit]
【キャロット1歳出資理由】乾坤一擲の逆張りで
2023/09/23 Sat. 19:50


今月は出資馬の出走は先週で終わり、残り2週はありません。しかし、続々と牧場馬が帰厩しており、また来週は賑やかになりそうで、2歳から古馬まで。ちょうど中央開催が戻ってきたので、観に行けそうなところはできるだけ現地観戦したいと思っています


さて、確定したキャロット1歳馬出資理由、最後はこの馬!

【エールデュレーヴ22】

父レイデオロ 母エールデュレーヴ BMSディープインパクト メス 美・栗田 3600万 4/21生
馬体重:413kg 体高:151.0cm 胸囲:171.5cm 管囲:19.2cm 予定育成牧場:NF空港
ある意味、今年の募集の中で、最も物議をかもしたというか、注目度の高かったのはレイデオロ産駒ではないでしょうか?その取捨を中心に、母優先権を持ってる方にとっては特に悩ましい存在だったのではないかと想像します

父産駒の不調と、すべてが牝馬なのに、種付料600万の父と価格の高騰により、3000~4000万という価格がネックとなり、結局1次では満口にならず、5頭も1.5次に回ることになりました

そんな状況であればキャロ歴の浅い自分としては、母優先もないですし逆張りするにピッタリな状況だと思いました

ルディ―ヴァ22とローガンサファイア22、そしてこのエールデュレーヴ22でした


ただ、ベルディーヴァは馬体、ちょっと頭が大きくてバランスが悪い感じ、ローガンサファイアは厩舎がイマイチ信頼がおけないと思い、トータル的にエールデュレーヴにしました

そういう意味で、血統的な魅力で選んだわけではありません



母系はフレンチのキレ味で有名なレーヴドスカーが姉におり、日本ではレーヴディソール、アプレザンレーヴ、レーヴデトワールなどを出しました。しかし、全妹であるレーヴディマンは海外でこそ愛1000ギニー勝ちのBethrahを出してますが、国内ではエールデュレーヴが一番良いのではないかと思います。そのキレが隔世遺伝でこの馬に伝わっていれば良いのですが、どうでしょうか?

馬体のバランスは良いですし、トモにそれほど迫力はありませんが、動画の歩様もクセがなく問題ないように思いました。ひ弱そうに見えて、意外にもすでに移動を果たしております。
厩舎は初めてですが、タイトルホルダー以降、徐々にノーザンクラブでも良い馬を預けられているように思いますし、実はシルクでもレイデオロ産駒を預託されています(アナスタシアブルー22)。何かあるのかわかりませんが、期待しています

[edit]
| h o m e |