【シルク1歳】2年前の悪夢再び…
2021/09/27 Mon. 19:14

2021.09.27 所有馬情報
ヴァフラームの20[父 ドゥラメンテ : 母 ヴァフラーム]
在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
担当者「イヤリングから移動してきたばかりですが、左トモに跛行の症状が見られました。しばらく様子を見ていましたが改善が見られないことから社台ホースクリニックで検査を行ったところ、左後膝にボーンシスト(骨嚢胞)が見つかり手術が必要と判断されました。術後2~3か月は休養が必要となりますし、乗り運動を再開するのは早くても年明けになるでしょう。競走能力に与える影響も乗り運動を開始して徐々に負荷をかけて行かないと判断がしづらい疾病で、現時点でははっきりと言えません」
本格的な騎乗調教を開始する目前でボーンシストを発症していることが判明しました。運用開始前に判明したことや、他の疾病とは異なり現時点では予後の判断ができないことから募集より取り下げさせていただくことになりました。本馬へご出資いただきました皆様におかれましては大変残念なこととお察しいたしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。なお、競走馬出資金やクラブポイントの取り扱い等、詳細につきましてはメッセージボックスならびに書面をもって出資会員の皆様へご案内させていただきます。
一昨年の悪夢再び…







前回の更新で430と馬体が増えてきたところだったのに…。さよなら、ヴァフラーム20

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【シルク1歳】父に捧げる聖火を灯して
2021/09/01 Wed. 21:01

急性大腸炎だそうで、まだ9歳。早すぎますね…。2年前にも立て続けにディープ、キンカメが逝ってしまいましたが、その時以来の衝撃でした

現役時代は我が出資馬ブライトエンブレムのライバルで、皐月賞は現地観戦をしてましたが、4角で吹っ飛んだと思ったら、一瞬で交わされてしまい、何が何だかわからなかったのを覚えています


その名の通り「荒々しい」走りでしたが、最後までそれを貫き通した馬生でしたね




その頂点に立ったドゥラメンテよ、安らかに眠ってください。合掌

そんな中、シルクの1歳馬の近況が更新されました、今年唯一の出資馬はそのドゥラメンテ産駒ヴァフラーム20です。前回の近況をアップし損ねていたので、それと一緒にどうぞ。
9/1
ヴァフラームの20[父 ドゥラメンテ : 母 ヴァフラーム]
在厩場所:北海道・ノーザンファームYearling
Yearling担当者「引き続き順調に夜間放牧を継続しながら、移動に向けて鞍付けやウォーキングマシンを行いつつ準備を進めています。やや小柄で、成長を促しながらここまで進めてきましたが、馬体重の数字が示すようにだいぶ馬体に余裕が出てきましたので、これから次の段階を目指して運動を強化していこうと思っています」馬体重430kg
8/14
ヴァフラームの20[父 ドゥラメンテ : 母 ヴァフラーム]
在厩場所:北海道・ノーザンファームYearling
Yearling担当者「順調に夜間放牧を継続しながら、移動に向けて鞍付け等の初期馴致も進めています。まだ幼さの残る馬体ですから、成長を促しながら体力強化に努めています。馴致の方は難なくこなしていますし、小さ目ながらも運動を継続していることで、肩回りやトモの筋肉がボリュームアップし、現時点では理想通りに成長していますね。これからの成長が楽しみな一頭だけに、育成厩舎への移動に備えて準備を進めていきます」馬体重410kg
早い馬では募集中に移動を済ませ、ひと月以上経っている馬もいますが、この馬はまだ初期馴致等行いつつ、移動への準備を進めています



これから運動を増やしていっても、増やせるかが課題になってきますが、今のところは順調です


この馬は父のように太く短くではなく、丈夫で末長い競走馬生活を望んでいますので、じっくり力を付けて、五輪の聖火のように火を灯し続けていってもらいたいと思います


父が亡くなる前に出資できて良かったです

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【2021シルク募集馬】ヴァフラーム20~七つの理由~
2021/08/17 Tue. 07:00

【ヴァフラーム20】
父ドゥラメンテ
母ヴァフラーム
母父ハービンジャー
牡 栗東・清水久詞厩舎
募集価格 4000万円
体高148cm 管囲19.6cm 胸囲172.5cm 馬体重409kg

1.【血統】
まず、募集馬として発表された時から、抽優候補の1頭としてピックアップしていました

母父ハービンジャー自体はまだサンプルが少なく、2016年産駒が初登場。2016年は4頭でしたが、徐々に頭数を増やし、2019年産は65頭。有名どころはメイケイエール(父ミッキーアイル)がいます。これからどんどん増えてくると思いますが、賞金上位にはルーラーシップ、リオンディーズ、エイシンフラッシュとKingmambo系も名を連ねているのは心強いですね。
母系に目をやれば、今年エフフォーリアで再び脚光を浴びたKatiesの一族。ヒシアマゾンやアドマイヤムーン、スリープレスナイトと90年代以降、コンスタントに活躍馬を出してきたファミリーというのも一助となりました。やはりボトムラインは大事です。余談ながら、奇しくも今月のキャロ会報にケイティーズ系が紹介されており、何か因縁を感じました。
2.【馬体・動画】
こちらは字面段階では10位前後につけていたのが、カタログ公開後26位まで順位を落としたのはひとえに小柄だったことが原因でしょう。自分もここでパンデイアのムキムキボディに目を奪われて、一旦、抽優候補から外しました。それでも、ツルっとした馬体で無駄肉がないながらも、ムッチリボディで、歩かせるとキビキビとバネのある動き。ドゥラメンテだけに気性も気にしてたのですが、おうちツアーの動画でも特に気になる点はなし!おうちツアーで、最後に正面から左側にカメラがパンしていくシーンで、カメラが気になって、チャカチャカする馬も多い中、この馬は比較的落ち着いてたのも好感でした。
3.【顔】
僕はカタログを見る時に、顔写真もよく見ます。特に目に注目します。あの金子オーナーも目を見ると聞いてからは必ずチェックしています。今年はつぶらな瞳をした仔が少なくて、この馬はもちろん気に入ったのですが、他に顔がいいなーと思ったのは欲しかった中では、スペシャルグルーヴぐらいだったように思います。
4.【厩舎】
以前から注目していた清水久厩舎。このブログを長くご覧いただいている方はご存知かもしれませんが、2年前にパーフェクトマッチ18(ルーラーシップ)に抽選突破し、めちゃくちゃ喜びました。しかし、わずか1か月後、腰フラにより募集取り下げ。あの時のショックはなかったですね。そう、あの馬がシミキューさんとこだったのです。そのリベンジ(?)というのは違うかもしれませんが、その時の忘れ物を取りに来た感じです。
去年、キャロで抽選落ちしたラクスパラディーという馬がいます。こちらも父ドゥラメンテー清水久というコンビ。これも何かノーザンの意図があるのかな?と感じたところもあって、POGでこの馬の動向を気にしているのですが、昨日も出走していました。結果3着でまだ勝ち上がれていないのが玉にキズですが、2歳開幕週にデビューしてすでに3戦を消化。この果敢に出走して、「なんとか勝ち上がらせよう」という姿勢にも共感しました。自分の想像通りの厩舎です。
この馬はそこまで早期デビューということはないでしょうから、じっくり行ってもらいたいと思います。
5.【距離適性】
自分の出資馬の中では芝の中距離路線を走る馬がいないことに気づいたため、そういう馬を探していました。当初考えていたパンデイアやトレジャーステイト、スペシャルグルーヴはいずれも父が短距離馬で、ちょっと方向性が違うと感じたため、この馬はピッタリかなと。父はいわずもがな、母も全5勝は芝1800~2600ですから、間違いないでしょう。逆に晩成でスピード足りなくて、という事態にならないことを願うのみ

6.【クラブとの相性】
これは募集締め切り後、お仲間さんから聞いたので、直接的な理由とは言えないかもしれませんが(笑)、「シルクのドゥラメンテ産駒は走る」というもの。確かに3歳のシルクドゥラメンテは1頭を除いて(ボーダー1100万円超のリバースレー)、3勝のアリーヴォを筆頭にすべて2勝以上というハイアベレージ。晩成ということを考えると、この時期にこれだけ勝てているのは上々だと思います。ご存じ、シルクのハービンジャーは走ると言われており、それに続く法則となるか?ぜひとも引き継いでいってもらいたいと思います

7.【母の名】
今年のシルクは、カタログ到着から募集終了まで、東京オリンピック期間にすっぽりハマる形で行われました。このブログでも日本人アスリートに感動をもらったことをお伝えしてきましたが、この馬の母、ヴァフラームはなんと「聖火のひとつ」という意味。これは全くの偶然とはいえ、僕がオリンピックに夢中になったこととは無縁でなく、出資するべくして出資したことを感じざるを得ませんでした。馬名はこの路線で行きたいと思います(笑)。
というわけで、1頭のため、気合いを入れて長々と書いてきましたが、この馬はとにもかくにも「尺のおかげで人気が下がった」ことに尽きると思います。例えば体高153 馬体重450ぐらいあれば、おそらくベスト15ぐらいには入れたと思いますが、それゆえ人気の盲点になっていて助かりました。勝ち上がれば長く楽しめる馬だと思いますので、ご一緒の皆様、何卒よろしくお願いいたします




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