【JRA-VAN主催】POGドラフト会議結果
2016/05/05 Thu. 11:55


その名も「JRA-VAN POGドラフト会議」。
5名のパネラーを迎えて行われたのですが、今回の目玉はなんといっても池江泰郎元調教師でしょう


ちなみに他の参加者はご存じ須田鷹雄氏、血統評論家・栗山求氏、調教Gメン・井内利彰氏、馬三郎・木村拓人氏です。
ルールは普通のPOGとそう変わりませんが、3巡目は新種牡馬、10巡目は大穴枠が設けられ、後は1~2巡目と4~7巡目が牡馬、8~9巡目は牝馬2頭という流れで進められました。
さすが池江先生はディープ産駒が多かったです


この中で一番嬉しかったのは新種牡馬枠で、栗山さんがナスカ14(カラル)を指名してくれたこと。皆さんルーラー産駒を指名されるかと思ったら、意外にもタートルボウルが2人もいましたから、かなりバラける結果の中、栗山さんが新種牡馬の中でも一番多い131頭からナスカを選んでくださったことでテンション上がりましたね~

意外なことに被りが少なく、抽選は2回のみでした。皆さん周りの様子を窺いながら、指名馬を選択されていたのかもしれません(特に須田さん、笑)。
そんなこんなで本年最初のPOGドラフトを拝見しましたが、まだまだ始まったばかり!しばらくは頭を悩ませながら、楽しむ季節が続きそうです


無事にGW明けに移動できますように!

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【POG】唯一のドラフトPOGの指名馬
2015/06/14 Sun. 01:23


15頭持ちで種牡馬の縛りなしなのですが、やはりドラフト制なので、指名する順位が重要になってきます


まず最初に1~3位までリストを提出して、その後4~25位まで送ります。最初の3位まででも悩みますからね。今年も1位で競合して、指名順でプロディガルサンを獲り逃してしまいました


しかし、今年は予期せぬアクシデントが…





※太字が指名できた馬です

1位 プロディガルサン(父ディープインパクト×母ラヴズオンリーミー) 牡 美・国枝
2位 タイムレスメロディ(父ディープインパクト×母アコースティクス) 牝 栗・高野
この馬は言わずもがなですね。出資馬であり命名馬でもあるので、最優先で獲らないといけない馬です。じゃ「なんで1位じゃないんだ!」というツッコミが来そうですが(笑)、POG本を見てると写真はどれも載ってますが、コメントは少なく、そこまでプッシュされてはいないので、大丈夫だろうと。それよりプロディガルサンのほうが人気必至なので、1位で行かないと獲れないと思い、この順位に。血統評論家の方の順位だけなら1位かもしれませんけどね

3位 アストラエンブレム(父ダイワメジャー×母ブラックエンブレム) 牡 美・小島茂→保護枠指名
このPOGには保護枠というのがありまして、前年指名していた馬の下がいる場合、ドラフト順に関係なく優先的に獲ることができるというものです。上位3頭を提出するときに指名しないといけないので、前年の指名馬の中で一番保護したかったこの馬を指名。兄同様、すでに入厩済で、東京最終週デビュー予定まで同じ。父はダイワメジャーに替わったので、マイル色が強いかもしれませんが、この世代はダメジャー産駒に力が入ってるはずなので、期待ですね。
(ここからがドラフトに参加できなかった指名馬リスト)
4位 シルバーステート(父ディープインパクト×母シルヴァースカヤ) 牡 栗・藤原英
5位 ダノンシャルマン(父ディープインパクト×母レディバラード) 牡 栗・池江
この馬はダノンバラードの全弟で、今流行りのサンデー系×Unbridledの配合。Ballade系でHaloクロスも持ってます。馬格も兄同様500近くあり、ディープの走る条件を満たしているので誰かに獲られるかと思いましたが、ノーマークでしたね

6位 ディライトクライ(父ハーツクライ×母ベルベットローブ) 牡 栗・今野
これも「なんでこんな下なんだ!」とか言われたら困るのですが(笑)、出資馬です。ちょっと晩成の傾向があるハーツ産駒なので、POG的にはどうか?という懸念があったものの、血統的には母系にはアメリカンの血がテンコ盛りで、走れる下地はあると思います

7位 ウルトラバロック(父ヴィクトワールピサ×母レンⅡ) 牡 栗・松田国
このPOGで今年から新たなルールが加わりました。それは「リーディング11位以下の種牡馬の仔(新種牡馬産駒を含む)を指名して勝つと、ポイント倍付け」というもので、それを意識した時からヴィクトワールピサ産駒が気になりました

8位 タンタビクトリア(父ディープインパクト×母タンタスエルテ) 牝 美・国枝
9位 サトノエトワール(父キングカメハメハ×母マドモアゼルドパリ) 牡 栗・角居
キンカメ産駒も指名したいな~と思ってたのですが、今年はあまり血統的にこれ!と思える馬がいませんでした。そんな中見つけたのがこの馬。血統的にレーヴミストラルにサンデーを挟んだような血統で、キンカメのラストタイクーンがもつMill ReefとHighest HonorがもつRivermanが絡んでキレるキンカメになるのではないかと予想します。
10位 サトノベリーニ(父キングカメハメハ×母ピサノベネチアン) 牝 栗・須貝
11位 フレグラントブレス(父クロフネ×母ケアレスウィスパー) 牝 栗・高野
タイムレスメロディも所属する高野厩舎には注目していて、早めに動けそうなこの馬を指名。母系はクラフティワイフ一族で、かつてトーセンジョーダンやトーセンホマレボシなども指名してました。クロフネ×サンデー×ノーザンテースト×ミスプロ(War Admiral×La Troienne)という黄金配合もいいですね。
12位 レインボーライン(父ステイゴールド×母レーゲンボーゲン) 牡 栗・浅見
ステゴ産駒も良血牝馬が集まった年だと思うのですが、なかなか欲しいと思える馬がいない中見つけたのがこの馬。アニメイトバイオの下です。柔らかいステゴに硬めのフレンチに相性のいいノーザンテーストで、ステゴの配合としては合ってると思います。462キロと馬格も○。調教も15秒まで来てるので、早めに使う可能性もあるということで。
13位 フィールドシャルム(父アドマイヤムーン×母タイキクラリティ) 牡 栗・西園
14位 フォーアライター(父ハービンジャー×母デグラーティア) 牡 栗・宮本
この馬も最後のほうで浮上してきた馬。ハービンジャーは獲らないでおこうと思ってましたが、上で述べた「リーディング下位2倍付け」ルールにより、「やっぱ指名したほうがいいな」と方向転換しました。ハービン自身、ND過多な種牡馬なので、母系にはあまりNDを持たない方がいい。さらにサンデーは必須ということで、指名したのがこの馬。フジキセキのところだけNDが入らない3/4ND、1/4非NDという緊張と緩和の配合(©望田潤)。さらにNDの中でも相性のいいニジンスキー持ちということで決めました。
15位 ブラスロック(父ブラックタイド×母バイユーストーム) 牡 美・萩原
16位 ラフェデビジュー(父スペシャルウィーク×母スパークルジュエル) 牝 栗・須貝
この馬は何か気になる馬として指名。トーホウジャッカルと同じサンデー×Unbriledという配合で、千代田牧場産だったので出自もいいのですが、最近スペシャルウィークの存在感も薄れてきてるので、頑張ってほしいとの思いも込めて。この馬もリーディング下位種牡馬対象なのですが、その中では上位だと思います。
17位 テイエムパルクール(父スクリーンヒーロー×母テイエムユメノコ) 牡 美・石栗
最近ブレイク中のスクリーンヒーロー産駒。これもリーディング下位種牡馬として選んだ部分もありますが、スクリーンヒーローの仔たちはどういうのが走ってるのだろう?と思い、調べたところモーリスとミュゼエイリアンには母がNDクロスでその一方がSadler's Wells、そしてRivermanを持っているという点が共通していました。この馬もその点がバッチリ合致してましたね。しかし本馬はそれ以上に母が夢のある配合で馬名通り、テイエムオペラオー×テイエムオーシャンというまさにテイエム血統の結晶。大外れの可能性もありますが、嵌れば一発大物の可能性も。それに賭けました。
18位 フラジョレット(父クロフネ×母ポップコーンジャズ) 牡 栗・池江
これは馬名枠(笑)「金子オーナーらしいどこから持ってきたんだ?」というカッチョいい名前に惚れました


19位 ロイヤルペルラの2013(父マンハッタンカフェ×母ロイヤルペルラ) 牡 栗・高橋亮
これは唯一馬名が決まってませんが、去年も指名していた血統。トレンドハンターの全弟です。これも千代田牧場産。マンカフェの走る配合のひとつのパターンですね。これを見てレッドラウディーに出資したんですが…

20位 ケルティックソード(父ハーツクライ×母シャルマンスタイル) 牡 栗・須貝
今年はやたら須貝厩舎が多いですね(笑)。しかし、この馬こそ須貝厩舎にふさわしいはず!なぜならハーツ産駒だから(笑)。冗談はさておき、この馬は去年ワンアンドオンリーがダービーを制した時から注目してました。嘘だと思うなら、netkeibaの掲示板をご覧ください(笑)。しかし笠松牧場産ながら社台が購入して、オーナーズで募集したというのは注目に値しますね。よっぽどデキが良かったのだろうと踏んで指名しました(笑)。
21位 メジェルダ(父ディープインパクト×母メリュジーヌ) 牝 栗・昆
22位 シャケトラ(父マンハッタンカフェ×母サマーハ) 牡 栗・角居
23位 グローサーザール(父ヴィクトワールピサ×母ファーストバイオリン) 牡 栗・池江
24位 シンシアズブレス(父ダイワメジャー×母クラウンピース) 牝 栗・池江
25位 アドマイヤロマン(父キングカメハメハ×母フローリッドコート) 牡 栗・梅田
26位 ピッツィカート(父ゼンノロブロイ×母ディクシージャズ) 牡 栗・音無
上の5頭はすでに獲られていて、リストアップ最後の馬まで来てしまいました


牝馬が少ないけど、こいつがいれば充分!…となりますように

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【POG】毎年恒例!競馬王公開ドラフトからのレッドロック!
2015/05/23 Sat. 10:20

上記POG本に寄稿する6人によるドラフト会議です。メンバーは美野真一氏、栗山求氏、吉田竜作氏、井内利彰氏、グラサン師匠、ケシハタ氏(競馬王編集部)。
今年も各人がそれぞれの思惑を胸に熱い指名理由を語り、それに伴うかぶりの抽選によるドラマがありました(大げさ?、笑)1~4位までが抽選方式で、5位以下はウェーバー方式による指名でした

今年は1巡目こそ3頭ぐらいかぶりましたが、2位以下はNF早来に取材に行ったグラサン師匠以外静かなドラフトだったように思います

これを見て1番人気はあれかなぁ…と考えています


そして皮肉なことに、東サラとのコラボ企画があり、途中から参加した山崎エリカさんが東サラおススメ馬をピックアップしてくれるコーナーもあり、「なんで今さら(笑)」と思いながら聞いていました


さて、終了後、今年も栗山さんのところに行ってお話させていただきました






そうして、トークを終え、満足しながらも次はメシです






15~20分ぐらい並んだところでいよいよ店内に案内されました。僕はもちろんローストビーフ丼の大!一緒に行った会社の先輩はロコモコ丼をオーダーしてました



「ローストビーフ丼・大」にするとき、別に「ライス・大」というのがあり、店員にどう違うのか?を聞いたところ、「ローストビーフ丼・大」すると肉もごはんも大盛りになるらしく、その上「ライス・大」を頼むとさらにごはんが増えるということで、さすがにそれは多いのでやめました。結果、正解(笑)。大盛りゆえ、どんぶりからこぼれそうになるので、なかなか一気に掻き込むこともできず、チマチマ食べてるとかなりお腹いっぱいになってきました。肉は薄いんですが、量がかなり多く、ちょっぴり甘めのタレと絡んで美味かったです

そんなこんなで最後は食レポみたくなっちゃいましたが、非常に満足なフライデーナイトなのでした!

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【POG】クラシック候補現る
2015/02/21 Sat. 21:22



デビューは今年になってから。スローの流れを番手から押し切りました


しかし、今日のレースは7頭立てだったものの、後方2番手から直線スゥーっとほんと、スゥーっと一気に加速して、手綱をしごき続ける2着馬を差し切りました

今年のPOGは一口の愛馬の活躍はあったものの、単純にPOG指名した馬たちはことごとく期待外れ



ディープ産駒の好配合はStorm Catとの組み合わせが有名ですが、僕はこの馬の配合、キングカメハメハとのコンビの方が好きです





牝系にはヒッティングアウェーの名前もありますから、名門の出ですね

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【POG】競馬王×netkeiba公開ドラフト会議
2014/05/25 Sun. 10:25




この中でよく喋るのは、井内さんとグラサン師匠の関西コンビですね



そんなこんなで2時間、最新の情報を聞きながらのドラフトは終了し、質問コーナーに移りました。結構ツッコんだ質問もあり、パネラーもタジタジ



この模様は競馬王チャンネルで1週間後ぐらいに公開されるようですので、興味ある方はぜひ!


これがPOGマスター達の指名馬だ!


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